中国YBR/XTZ系クラッチディスク互換

YB/YBR/XTZ125など中国モデルのクラッチディスク、フリクションプレートの互換やそれぞれ何が違うのか、各パーツを取り寄せで比較してみました。

上記はYBR125シリーズで各モデル昔から使われてるフリクションプレートです。

品番は5VL-E6321-00です。これはプレート板の厚みが厚く2.4mmでプレート全体の厚みは3.0mmです。差し引きすると0.3mmしか凸面がないと言う事になります。凸の間隔も広いので接地摩擦面は他のと比較すると少ないです。間隔が広いと言う事はオイル切れがいいですね。素材の色は黒系です。昔ながらのロードモデルに多く使われている素材かと思います。

次のはこちら↑ 品番は50C-E6321-00 XTZ125中国モデルやYZF-R125に使われているフリクションプレートです。これはプレート板が2.0mmでプレート全体の厚みは3.0mmです。 凸面は5VLよりは大きいですね。素材の色は5VLとは違い薄い色ですね。最近までのYZ250Fなんかはこんな色合いのを使ってましたね。

次のフリクションプレートはこれ 品番は1JP-E6321-00 こればYB125SPやキャブ最終YBR125Eのフリクションプレートです。 厚みは2.0mmの3.0mmです。凸面は1番広く、接触面積は1番多いですね。

厚みは全部3.0mmですのでどれを付けても組み立て寸法は変わらないので問題無しですね。あとは材質と凸面積の問題です。  普通に道路走るのならなんでも大丈夫かと思います。激しいオフ走行やトライアルごっこなどでクラッチを酷使する様な場合は熱の入り方や油膜切れ(切れた方がいい)など色々関係してくると思います。林道ツーリング位ならどれでも問題ないですよ。フリクションプレートやクラッチディスクよりもクラッチスプリングや使ってるエンジンオイルの方がこれ以上に重要です。オレのバイク人生45年でクラッチ滑らした事は一度もないですね。「クラッチ滑らせる人は下手だから」とオヤジに教えられたので。確かにクラッチ滑らせる人って上手じゃないわ… クラッチワイヤー、レバーの遊び調整などはとても重要です。摩耗してガタガタになったまま乗ってるライダーは気にならないのだろうが…

IAモトクロスライダーが自分のマシンをたまにウチの工場で整備してるんですがハンドル周りを見るとまぁこだわりが強いですよ。レバーの角度、位置、遊びの具合、そしてハンドルの角度、幅等等 わかるーオレもそうだもん。IAじゃないけどw そのIAライダーの使ってるハンドルをお好みの幅に切ってるのは私です。もう15年位ずーっと

みんなも色んな所こだわって欲しいなー